「売っているモノは今までと同じなのに過去最高益です。
お礼を言いたくてお電話しました」
そんな電話をいただきました。
1)「お金のブロックパズル勉強会」でお伝えした内容は
去年の春に「脱ドンブリ経営」実践セミナーに参加され、
「この内容を社員にも話してほしい」とのご要望をいただいて、
去年の夏に社員の皆さんを対象に3時間の
「お金のブロックパズル勉強会」をさせていただきました。
勉強会でお伝えしたことは
1) 会社にとってなぜ粗利や利益が重要なのか。
2) 社員のお給料はどこから支払われるのか。
3) 粗利益を増やすためにできることは何か。
(グループ別討議と発表)
要約すると、これだけの内容です。
たった3時間の研修です。
お電話をいただいてお聞きした事は以下です。
2) 決算の数字は過去最高益、賞与額も過去最高額の要因は
講習を受けて自分自身のマインドも変わり、
粗利益と営業利益を毎月、社内で、Excel共有するようにした。
そうすると「1円でも1%でも利益を出そう」 と社員が考えるようになった。
例えば、不用意に値引きをしないとか。
数をまとめてセットで売るとか。 安い仕入先を探すとか。
粗利益率は毎月変動するが、それを見て、
「低い時はなぜ低いのか」、社員が議論するようになった。
その結果、決算の数字は過去最高益、
ボーナスの金額も過去最高額です。
今までは、「売上が増えればボーナスも増えるんだろう」、
社員は漠然とそう思っていたようです。
今は粗利益と営業利益の数字がリアルにわかるので、
「この数字なら、これくらい賞与が貰える」と電卓を叩いているようです。
数字を共有するって本当に大事だと思いました。
一つの目標に向かって、全員で数字を共有し、
良くても分析する。悪くても分析する。
〇〇がよかったら、よかったんだ。
〇〇が落ち込んだから、ダメだったんだ。
と月次でみんなで対策をする。
それによって、みんなで目標を達成することができました。
やればできるという事がわかりました。
次期からは、事業計画書を策定して、 全従業員に向けて
発表、共有する予定です。
3) 「やればできる!を体感した」
社長からは「ぜひ、他の会社様に『やればできる!』ということを
お伝えしてください。 私たちがそれを体感しました」
とのメッセージをいただきました。
この会社、新しいことに積極的に取り組むなどはされていますが、
規模的にはいわゆる中小企業さんです。
自社とは業種が違う。規模が違う。 だから、できただけだ。
あるいは、社員に恵まれているからだ。 そう思いますか?
自社でも同じようにできないか。
考えてみてはいかがでしょうか?
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